「メディア」エイトモンキーと名付けたこともあり、ジャーナリズムのようなものに興味があります。
今日のテーマはフードデリバリー。ちょっとこれについて書いてみようかなと思います。
当然ですが、自分のような働き方をしていると空き時間に稼げる手段は大切です。なのでこういった仕事にも手を出しています。
普通の人は新しいことを始めるのに不安を覚えるものだと思います。そういった人たちの為に、学んだノウハウとか色んなものを提供できると思うので、少し書いてみたいと思います。
※念の為ですが、記事中では具体的な社名は伏せており、内容は一般的にツイッターなどで得られる公示の情報に限定しています。
静岡は、頑張れば、稼げる。
はっきりいって静岡は効率悪いです。某社があったときは平日ランチタイムだけで万越えもありましたが、シフト枠の増加以後はそれも終わりました。
外資系某社
外資系の某社のノルマは、週単位への変更、同時配達システムなどの変更で以前より達成しやすくなりましたが、平日ランチタイムは時間1〜2件ペースなので、必然的にディナー(深夜にかけて)や土日、雨の日に集中してやることのなります。東京では一時期選択可能でしたが、現在は一方的なものなので達成すればするほどノルマは上がり、拘束時間が伸びていきます。
国内の某社
一方で国内の某社は、相変わらず単価はやや高めで、ノルマもないので1件1件丁寧に自分のペースでできます。ただし、全然呼ばれません。エリアが広く安倍川のほうまであるので、へたに拾っていると全然稼げません。
結論
なので結論ですが、単にお金を稼ぎたいだけなら、違う仕事やったほうがいいです。最低でも週に30時間〜40時間程度をバイクで頑張れるか?それぐらいはやらないと、いくら静岡の家賃でも、社会保障費の負担もデカいですし、食っていけません。賃金保証もないので風邪で寝込んだら飛びます。
週に1日とか空いてる時間に働く。ノルマは完全無視する。その程度の仕事かと思います。
飲食店の対応
当初は混乱しており、攻撃的な態度の店もあった
静岡で始まった直後はかなり混乱してました。到着した瞬間「早すぎるだろ!」といきなり怒られることもあり、はっきりいって「なんの罰ゲーム?(笑)」と思っていました。配達員側のアプリがどういう仕組であるかとか、端末で設定が可能なことなどを説明しようにも、対応してくれるのは二十歳そこそこのアルバイトですから、お話にならず、この頃はかなりしんどかったです。
たださすがに2年も経ったので最近は全体的にかなりよくなりました。
同じエリアをひたすら回る
東京と違って同じエリアをひたすら回るのが静岡のフーデリです。なので私はいつも同じ服装でいくようにして、努めて丁寧に接してあげるようにしたら、だんだん顔覚えてもらってスムーズに受け渡ししてもらえるようになりました。
あくまで距離感はキープしてましたが、ときどき世間話とかちょっと愚痴聞いてもらえるのは嬉しかったですね。
静岡のお客さんはどうか
まず平均収入が少ないので静岡の大半の人はフーデリを頼むような余裕はないと思います。客層は、たまの贅沢、独身か、やや富裕層ぐらいが多いように思います。配達先は小綺麗な建物が多く、豪邸やタワマンなどは一通り回りました。
客層は東京よりはずっといいと思います。静岡人は話し方が穏やかですし、地元で知り合いの可能性もあるので、そこそこ他人の目を気にして礼儀正しいと思います。
ただ現金案件は客層が本当に酷く、タトゥーや始終無言など威圧的な人が多いので私はほとんどオフでした。
割り切って働きましょう
配達をやっていると店に包装をどうにかしてほしいとか端末の設定してくださいとか言いたくなりますが、顔なじみの店長でもない限り怒られることもありますし、いち配達員がやるには荷が重い業務です。
デリバリー商品というのは適当にパックに入れて配達員に渡せばいいものではなく、商品開発という気持ちで取り組む案件ですし、端末の設定をしてスムーズな業務フローを組むことはコンサルタントが入る案件です。
問題のあるお店には集荷に行かなければいいだけです。あくまで下請け配達員の立場ですから、適当にスルーする習慣を身に付けたほうが、働きやすいと思います。